参議院議員定数訴訟

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参議院議員定数訴訟(最大判平成21・9・30)

:要約記載なし、百選(第5版)掲載なし、百選(第6版)掲載なし、小山17事件p.130

 

2007年実施の参議院議員選挙において、選挙区間の議員1人当たりの人口の最大較差は、4.84対1であったため、東京都選挙区の選挙人である原告が、東京都選挙管理委員会を被告として、選挙を無効とする訴訟を提起した事件。

 

争点 定数配分規定が合憲であるとしても、なお国会は適切な検討をすべきか

結論 適切な検討をすべきである

 

※ 判示内容に目新しさは何もありません。今までの判決が用いてきた文言、枠組みを用いています。本判決が特徴的なのは、合理的期間の経過を否定し、合憲としながらも、「国会において、速やかに、投票価値の平等の重要性を十分に踏まえて、適切な検討が行なわれることが望まれる」として、国会に対して異例の提言をしたことです。