投票の秘密

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投票の秘密(最判昭和25・11・9)

:要約記載なし、百選Ⅱ(第5版)174事件p.362、百選Ⅱ(第6版)164事件p.350

 

宮城県牡鹿郡渡波町会議員選挙において、落選した議員らが、不正投票の事実を理由に宮城県選挙管理委員会に訴願したところ、同委員会は、「右選挙を無効とする。但し当選者Xの外はその当選を失わない」との裁決をなしたため、落選した議員及びXが原告となって、宮城県選挙管理委員会を被告として、裁決の取消等を求めて仙台高等裁判所に訴えを提起した事件。

 

争点 憲法15条4項の定める「投票の秘密」の不可侵性は、不正投票者にも貫かれるべきか

結論 貫かれるべきである

 

【覚えるべきフレーズ】

 

「選挙権のない者又はいわゆる代理投票をした者の投票についても、その投票が何人に対しなされたかは、議員の当選の効力を定める手続において、取り調べてはならないことは、既に当裁判所の判例(最判昭和23・6・1)の趣旨とするところである」