天皇と民事裁判権

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天皇と民事裁判権(最判平成1・11・20)

:要約記載なし、百選Ⅱ(第5版)178事件p.370、百選Ⅱ(第6版)168事件p.358

 

昭和天皇が吐血し、重態に陥られた際、多くの地方公共団体同様、千葉県も公費で病気回復を祈る記帳所を設けた。昭和天皇が崩御され、現天皇が後を継いだ後、千葉県の住民である原告が、千葉県に代位して千葉県知事に対して損害賠償請求を、昭和天皇の相続人である現天皇に対して不当利得返還請求を求める住民訴訟を提起した事件。

 

争点 天皇に民事裁判権が及ぶか

結論 及ばない

 

※ 訴えの棄却や却下ではなく、訴状の却下が正しい判決です。