学生無年金障がい者事件

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学生無年金障がい者事件(東京地判平成16・3・24)

:要約p.44、百選(第5版)掲載なし、百選(第6版)掲載なし

 

原告は、大学在学中に障害を負った者であるが、国民年金に任意加入していなかったため、障害基礎年金の支給を受けられなかった。そこで、原告は、社会保険庁長官に対して年金不支給処分取消しを、国に対して国家賠償を求めて出訴した事件。

 

争点 学生無年金障害者に対する立法措置を講じなかったことは、憲法14条違反となるか、また、立法不作為として国家賠償法上の違法はあるか

結論 憲法14条違反であり、かつ、国家賠償法上、立法不作為の違法が存在する。

 

※ 本判決は、国会の立法不作為につき国家賠償法上の違法性を肯定した裁判例として重要です。