幸福追求権

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幸福追求権(最大判昭和25・11・22)

:要約記載なし、百選Ⅰ(第5版)19事件p.40、百選Ⅰ(第6版)17事件p.38、伊藤32事件p.227

 

被告人は、知人と共謀し、別の知人の居宅において賭場を開帳し、数名をして金銭を賭し、花札を使用して賭博をさせ、同人らから寺銭名義で金員を取って利を図った行為が、刑法186条2項の禁止する賭場開帳図利行為にあたるとして起訴された事件。

 

争点 賭博する自由は、憲法13条により保障されているか

結論 保障されていない

 

※ 賭博行為は、「新憲法にいわゆる公共の福祉に反するものといわなければならない」とした上で、「国・都道府県が競馬等を行っている事実により賭博行為の自由行為性を論ずることは、全く本末を転倒している」と言及しているため、憲法13条を判例はいかに位置づけているか(=国の責務を定めた客観法にとどまり人権性を有しないのか、一般的自由を保障したものなのか、人格的利益に限って保障したものなのか)は不明であるものの、賭博行為をする自由が保障されていない事は明らかだと思われます。