沖縄代理署名訴訟

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沖縄代理署名訴訟(最大判平成8・8・28)

:要約p.22、百選Ⅱ(第5版)184事件p.382、百選Ⅱ(第6版)173事件p.370、伊藤掲載なし

 

国は在日米軍基地を適法に運用するため、任意買収に応じない土地所有者の土地を強制使用する手続を開始したが、沖縄県知事は、沖縄における米軍基地の固定化を危惧し、署名等を拒否したため、国がその執行を求めた事件。

 

争点 土地の強制使用・収用を規定する駐留軍用地特別措置法は、憲法9条、29条3項等に反しないか

結論 反しない

 

※ この判決独自の覚えるべきフレーズはありませんが、本判決も、条約等が「違憲無効であることが一見極めて明白でない以上」、特措法の審査はその合憲性を前提に行われるべき、としており、ここでも統治行為論で出てきた基準が登場していることを確認できます。